備忘録、そのさん。
2019年3月12日、手術前夜。
先輩に誘われて遊びに行き、仕事もせず我を忘れて楽しんだのもつかの間、22時頃家に帰宅しようと1人になった瞬間からとんでもない不安が自分に襲いかかってきた。
厳密には不安というより、あらゆる感情に揉みくちゃにされているような感覚だ。明日の朝起きられるか、準備するものを忘れないだろうか、絶飲絶食が守れるだろうか。手術は、無事に終わるのだろうか。
そして終わったら、彼に会えるのだろうか。食事を買ってきてきっと彼は家の前で帰ろうとして、私は寂しくなって、その時、ちゃんと一緒にいてほしいと言えるのだろうか。
友人とよく、「乙女モード」と言う言葉に逃げることがある。その人のことが好きで、でも別に付き合いたいわけではない。付き合うのは面倒だ。だがとてつもなく、その人のことを考えてしまって、その人に触れたくて、抱かれたくて、でもそれはたまの一夜限りで十分だという、恐ろしいほど自己中心的な感情である。
こんな感情に見舞われることが多い。
私たちは男性的な感覚の持ち主なのだろうか。
結局、唐突な手湿疹のせいで夜中3時、4時まで眠ることができなかった。
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