好きと幸せは両立しない
中学聖日記の名台詞である。
私は彼といると、幸せだと思う瞬間が多い。
電車に乗っている時と、
ご飯を食べた帰り道が好きで
喋らずにただ腕や手で触れているだけの時間に、こう感じることが多い。
でも好きじゃない。
好きだ、と感じたことがほとんどない。
男性的魅力を感じることがないので、
ベタベタしたり、沢山キスをしたりするのが
「いやだ」と思ってしまう時がふえた。
昔は何で我慢出来てたんだろう。
耐えられる時と、耐えられない時を行ったり来たり。
この、たまにある「幸せ」のために
私は結婚をして子供を産んで、生涯を終えるんだろうか。
傷付くほど人を好きになってしまうことが
私にとっては憧れで、同時に怖くて避けてしまうことだったと気づいた。
何かを思い残したように、
靄のかかったまま眠る。
どうしたらいいかわからないほど、
目で追って、自分に嘘をつきたくてつけないような甘酸っぱい時間。最後にもう一度だけ、味わって見たい。そんな感じ。
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