年に一度の過呼吸
記事を更新するのはかなり久しぶりだが、
大概このブログを更新するときは決まって何かが悪い時だ。
今日は久しぶりに、涙が止まらなくなる時を経験した。
きっかけはただ、帰りのバスにうまく乗れず
やっと乗れたバスで気を紛らわせようと漫画を読んだら感情移入して涙が流れた、その時だった。
止まらなくなって、とにかく何かわからないけれどひたすらに悲しく、つらく、不安な気持ちに襲われる。
かろうじて今は愛犬がいるので、死のうとまでは至らないものの、もしこれが大阪で孤独な時であればもしかしたら死にたいと、強く思っていたに違いない。
今日は健康診断だったので、しつけ教室を母に任せて仕事場へ行った。彼としばらく週末会えないので、一緒に仕事をして夕食をとった。
確かにたまにイラっとすることは多かったが、別に何が悪いと言うわけでもない。でも別に、そんな楽しくはなかった。結婚ってこんな感じなんだろうか、と思いながら帰り、歩いて帰る彼はすぐそこにある駅まで私を送ることなく、「逆方向だから」といってその場で別れを告げた。
駅まで送ってよ、
と可愛く言えばいいだけのもの、ただその思いやりがないことへただ幻滅しただけ。別にたいしたこともないが、期待に応える、あるいは嬉しいと思えるような子も1つもないと人は、なんだかやる気を失ってしまうものなんだと思う。
私は人を愛することができるんだろうか。
ただずっとこんなことに(こんなことではないかもしれないが)不安になっては、急に孤独を感じる。そして最愛の犬も、いつかは私のもとから消える時が来ると思うと、私は永遠にひとりなんだと、気付かされてしまう。
遠くのバス停に降ろされて、歩いてる途中に涙はさらに激しく溢れ出して、家の直前で過呼吸になり、立ち止まった。
誰も来ませんように、この姿を見られませんように。
ただそれだけを思いながら必死に堪えて、家のドアを開けた。無理やり明るく返したおかえりの返事が、母にバレてないといいな。
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