トラウマと生き霊
気づいたら耳鳴りがして、
周りの雑音が聞こえなくなって行って
気づいたら「プシューーー」と空気が抜けるような音がして、今になった。
水曜日、20時半頃会社を出て
家に帰って冷凍食品をチンしながら母に電話した。
明日パリへ行くと思ったので、
最後に確認の電話。
仕事もつらく、その上父の鬱が悪化、
看病に手を焼きながら、親戚と揉め、
友人のくだらない話を聞かされ、壮行会の幹事をまかされた。
もう無理、本当に無理
その言葉を私はこの人生で幾度と聞いてきたはずだった。
電話中、涙をこらえて話を聞いて
本当にかわいそうだと思った。
幸せに、自由に生きられないのがこんなに辛いんだと思った。
電話を切って、しばらくしてから
涙が止まらなくなって、過呼吸になった。
微弱な力で立ち上がり、ビニール袋を取りに行った。
袋に口を当てて、必死で呼吸をするが
自分ではないような感覚。
持つ手、口の周りが涙でびしょ濡れになって
鼻は完全に詰まり、息が苦しい。
冷静になろうとしても、
胸が痛くて泣き止むことができない。
極限まで行くと、笑い声が出る。
笑ったような声で泣いたり、泣き叫んだりした。
白金で、自分をコントロールできなくなるほど泣いた日を
泣き叫んだ日を急に思い出した。
グレーで薄暗い、閉ざされたひとりぼっちの空間を思い出した。
身体が震えていた。
少しして落ち着いて、恐ろしくなって
この日記に残している。
私は正常では無いと、
ここに残しておく。
幸せになる努力をしよう。
明るく生きる努力をしよう。
そうでなければきっと直樹を巻き込んで
不幸の雲を広げてしまうことになる。
私はもう違うんだと、
胸を張って幸せと笑顔に溢れる世界へ
努力して進め。お願いだから。
生理初日、死ぬほど体調が悪い日の話。
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